金融3.利回り計算

相談者のプロフィール

満期日の近い固定金利預金の預金者。低金利の現在、他の金融商品への預け替えも考えている。

相談事例

満期が到来する5年満期のワイド200万円とと3年満期の定期預金200万円があります。あまり商品の知識もなく、預けていました。満期後の預け替えの参考のために、ワイドの税引き後の年平均利回り(表面利率2.0%)、定期預金満期時の税引き後の受取金額(約定利率1.6%)の計算方法を教えてください。

FPの回答

ワイド5年満期半年複利の満期一括課税、期日指定定期預金は預入れ1年以上3年までの固定金利で1年複利満期一括課税。ともに1年経過後の中途解約が可能です。

半年複利
年平均利回り・・・・一定期間で得られる利息や収益が1年当たりではいくらになるのかを計算し、これを預入れ当初の元本で割ったものです。ビッグやワイド、定額貯金など、複利で利息が付き、満期時に一括で利息が支払われる商品の金利を表示します。   

税引き後の年平均利回り(%

={(1+利率)年数乗 -1}×0.8÷年数×100


 
*下線部分が利息。半年複利の場合は、年利率に1/2を掛け、べき乗の年数を2倍する。満期一括課税のため、利息分から税金20%を差し引く(×0.8)

上記の相談事例により、
ワイドの平均利回りは次のようになります。 

 

(1+0.02÷2)5×2-1}×0.8÷5×100

1.67%  

   

1年複利
複利計算の満期受取額・・・・一定期間ごとに支払われる利息を元本に再投資して、これを新しい元本とみなして次の利息が計算されます。満期一括課税の税引き後の利息は、途中の利息計算の段階では課税されず、満期時に確定した利息に対してのみ1回だけ20%の源泉分離課税が行われるので、満期時の税引き前の元利合計から元本を差し引いた利息に0.8をかければ計算できます。受取額は、この利息に元本を足したものです。

 

1年複利の満期時の元利合計=元本+{元本×(1+年利率)年数乗-元本}×0.8

 

 

 

上記事例の期日指定定期預金の満期時の税引き後の受取額は、次のようになります。(十円未満四捨五入)

 

2,000,000+2,000,000×(1+0.016)3-2,000,000}×0.8=2,078,030

 

 

 

なお、1ヵ月複利の場合は年利率に1/12を掛け、べき乗の数を年単位なら年数の12倍、月単位なら月数倍します。

 

コメント

単利と複利満期一括課税と1年ごと20%課税1ヶ月複利半年複利1年複利の利息の理解は大切です。

 

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