保険5. 保険設計

相談者のプロフィール

G家の家族構成は、夫G氏サラリーマン 40歳、妻34歳、子10歳(小5)。
・G氏年収
800万円、現在時の標準報酬月額 30万円、現在時退職金 400万円、弔慰金 200万円
・現在の貯蓄残高
500万円。妻のパート収入年間100万円
・住宅ローン支払い額年間
180万円、ローン残高 2,500万円、団体信用生命保険加入。
・教育費、子どもは私立大学文系希望、自宅通学で卒業まで
1,000万円。(高校まで公立)。
・子どもの結婚援助金
100万円。女性の平均寿命 85
・定期付終身保険加入
2,000万円。グループ保険加入1,000万円

相談事例

夫に万一のことがあったときの、私たち家族の現在の必要保障額を知りたいと思います。保険の見直しのために、計算方法もいっしょに教えてください。子どもの教育資金は今と同じ程度を予定しています。現在の日常生活費は月35万円です

FPの回答

世帯主に万一のことがあった場合、残された家族の生活を守るために、どれくらいの保障が、いつまで必要か考えてみます。(計算を簡易にするため、利率、インフレ率、昇給率,を無視します。また、年金はじめ他の金額もあらかじめ仮定数字があるものとします。ここでは、計算の流れから理解するようにしてください。)

必要保障額の算出(適切な死亡保険金額)
.
必要保障額の算式

必要保障額= 遺族の生活資金-遺族の収入

=(被保険者死亡後の支出)-(被保険者死亡後の収入)

 

.G家の遺族の生活資金

①家族の生活費

現在の生活費×70%×(22-末子の年齢)
35万円
×12ヶ月×70%×(22-10歳)=3,528万円

②妻の生活費

現在の生活費×50%×(末子大卒時の妻の平均余命)
35万円
×12ヶ月×50%×(85-34-12歳) =8,190
万円

③子の教育費

1,000 万円

④子の結婚援助

100万円

⑤住居費

0(団体信用生命保険加入。賃貸なら遺族の生涯家賃)

合計

1億 2,818万円


.G家の遺族の収入

①公的遺族年金

85-34歳)の期間 合計4,800万円とする

②妻の老齢年金

85-64歳)の期間 合計1,400万円とする

③死亡退職金及び弔慰金

400万円+200万円=600万円

④貯蓄残高

500万円(利率は無視する)

⑤妻のパート収入(54歳迄)

100万円×(54-34歳)=2,000万円(昇給率は無視)

⑥グループ保険(勤務先)

1,000万円

合計

1億 300万円

 

 

.必要保障額・・・・1億 2,818万円-1億300万円=2,518万円

.保険の設計・・・・算式により、G家の必要保障額は2,500万円。現在の定期付終身保険 2,000 万円 500万円の上乗せ分の保障を考えればよいでしょう。
上の例はあくまで、人生を画一化、単純化したものですから、人それぞれ、また年齢それぞれに見直しが必要になるでしょう。

遺族の受取る年金
夫G氏がなくなったあとの妻の受取る遺族基礎年金は、子が18到達年度の末日まで支給され、その後は65になるまで中高齢寡婦加算が加算されます。65からは中高齢寡婦加算が支給停止となり、老齢基礎年金が支給されます。合わせて、夫が亡くなってから継続して遺族厚生年金の支給を受け続けることができます。

コメント

どの年金がいつ、どのように支給されるか覚えておいてください

  

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