保険2.生命保険の商品知識

相談者のプロフィール

20代後半の夫婦。結婚して半年、第1子の誕生を機に生命保険の見直し・加入を考えている。

相談事例

今まで共働きだった妻が妊娠して、これから私だけの収入で家族を支えることになります。妻が働いているときは、保険のことはあまり考えませんでしたが、これを機に真剣に見直そうと思っています。生命保険についてはほとんど知識がありません。生命保険の種類についてわかりやすく説明してください。

FPの回答

生命保険には、民間生命保険会社の生命保険のほかにかんぽ保険、生命共済などがあります。

民間生命保険
●定期保険特約付終身保険・・・たとえば、下記の保険契約の場合

  

・終身保険 500万円    

・定期保険特約保険 2,500万円

・更新型10年満期    

58歳保険料払込満了の保険

 

 

 

 

 

終身保険500万円は更新せずに死亡まで保障されます。定期保険2,500万円10年ごとに更新しますが、更新時に病気であっても、特約は告知・診査なしに更新でき、58歳までの死亡については定期と終身あわせて3,000万円の保障が得られます。

また、更新後の特約の保険期間は保険料払込満了まで何回も更新でき、更新時に特約の更新拒否や減額更新もできます。さらに、保険会社が定める要件を満たすと特約を終身保険などの保険種類に変更できます。


●全期型・更新型

全期型の保険料は、更新型より加入当初は高いですが、更新型は更新の際、更新時の年齢で特約保険料を計算するため、更新の都度、保険料がアップし、払込期間全期間を通した場合の保険料総額は、全期型の方が少なくて済みます。


●逓減定期付終身保険

一定年数が経過するごとに保険金額の一定割合が減少していく保険ですが、減額割合は加入時から変えることはできません。この逆に、期間の経過に応じて保険金額が増加していくのが逓増定期付終身保険です。

かんぽ生命
●無診査

加入する際は、告知書に記入し、本人が郵便局員と面談するだけで、医師の診査は不要です。
●倍額支払い制度

被保険者が加入後16ヵ月を経過後に不慮の事故で死亡した場合、保険金額の倍額が支払われます。基本保険金と災害特約 を同時に付加すれば、基本保険金額・倍額支払保険金・災害特約保険金を合わせて、3倍の保険金を受け取れます。
●特別養老保険

2年経過後に保険期間の短縮、保険金額の減額、払済保険への変更といった契約内容を変更できます。
●普通終身保険

この保険に疾病生涯入院特約を付加した場合、特約の保険料払込期間は主契約と同じで一生涯の医療保障を確保できます。

生命共済
JA共済

JA共済の取扱い商品は種類も多く、民間生保の商品はほぼ網羅されています。三大疾病前払付の共済は終身共済定期生命共済があり、1人あたり2,000万円まで加入できます。

民間生保と同様、主契約部分の終身共済は年金支払移行特約、介護保障移行特約を途中付加すれば、掛金の払込満了後、保障内容を年金や介護保障に移行できます。組合員以外でも出資金を払って准組合員になれば、組合員と同様に各種共済に加入することができます。


●全労済

こくみん共済は、保障内容が同じであれば年齢に関係なく掛金は一律で、死亡共済金は、災害死亡は病気死亡の 2、交通事故による死亡は 3となります。生命共済は、組合員でない人が加入する場合、出資金を払って組合員になる必要があり、加入できる共済金額は最高 2,000万円までとなっています。

 

コメント

定期保険特約付終身保険がポピュラーとなっていますが、定期保険終身保険養老保険定期付養老保険との違いや仕組みを理解しておくことが必要です。民間生保以外のかんぽ生命、共済も理解しておきましょう。

 

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