最低保証率をよく考えて

プレミアライフM 一時払変額終身保険 (第一フロンティア生命)

 

一時払保険のメリットは?

基本的に「一時払い」の保険は、保険の意味があるかどうか、考えてみたいと思います。保険の最大のメリットは、少ない保険料でも契約保険金額をもらえることです。たとえば、月の保険料が1万円を1ヵ月しか払っていないのに死亡したとしても、その契約保険金が1000万円なら1000万円もらえるわけです。これが保険の最大のメリットで最大の魅力です。

もっとも、死んでしまって何の魅力かということがありますが、遺族にとっては、大変助かるものです。

 

運用機能への期待はあるか

ところが、一時払いの終身保険の場合、先に保険金相当に当たる金額を払い込んでいるわけですから、たいしてメリットはありません。死亡しても、払った金額相当に近いお金が戻ってくるだけですから。これでは、貯金とあまり変わりません。では、一時払いの保険でのメリットとは、と問われると、それは運用機能への期待感でしょう。死亡保障が払った金額より増えるという期待、年金に切り替えた時も払った以上の年金原資(年金のもととなる積立金)となるという期待。

死んでも、生きてても、これで安心。それに、なにより保険金額は最低保証があるのだから、投資のように大損コクこともない・・・。確かにそうですけれど、これならなにも保険にしなくても、定期預金に入れておいても変わらないのではという状況になることもあります。

 

1年ごとに1%アップの保証

当保険の場合、契約6年目から1%ずつ死亡保障の保証がアップしていきます。最長20年の契約ですから20年目には一時払金の115%が最低保証されます。これをもとに一般勘定(運用しない保険)へ移行し、定額の終身保険となります。また、契約途中から解約返戻金をもとに年金払いにも移行できます。

 

コストもそれなりにかかる

こう書くと、本当に安心に思えます。ただし、この安心は自分で運用する特別勘定が20年で150%以上となる成績を残していえることです。さらに、当保険商品だけではありませんが、一時払いの変額保険や変額年金保険については、まずどれだけのコストがかかるかを見るのが大事です。 

当保険では、契約時に払込金額の5%、契約後は保険契約関係費が毎年2.60%(10年で26%、20年で52%)、資産運用関係費が毎年0.1365%(実質投資信託でほとんど運用)かかります。

 

運用効果と比べると

そこで運用する特別勘定の資産運用を見てみましょう。海外株式60%(米国株式と欧州株式が50%ずつ)、国内債券40%のバランスファンドとなっています。このファンドの運用成果は、この1年でマイナス0.50(3月末現在)

もちろん、1年だけで運用成績をうんぬんするつもりはありません。ただ、参考までに過去の指標から予測できるこのポートフォリオの平均成績は4%くらいです。これからコストを差し引くと運用益は1%くらいです。なんとか、最低保証率の数字と帳尻が合います。あくまで予測なので、そうなるとは限りません。ただ、運用で毎年4%以上の成績を残す自信がない場合は、保険は保険、運用は運用で分けて考えてみることもいいのではないでしょうか。

 

2012.04.15

 

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【契約概要】

●死亡時最低保証率

契約日から起算して5年経過する年単位の契約応当日の前日までは100%。

以後、年単位の契約応当日ごとに、1%を加えた率(年単位の契約応当日における被保険者の年齢が85歳以上である場合は、その契約応当日の前日の率と同じ率)

 

●契約年齢

0歳~80

 

 ●一時払保険料

200万円~5億円

 

●契約時費用

基本保険金額に対して5.0

 

●保険契約関係費

特別勘定運用期間中:特別勘定の資産総額に対して2.60

 

[特別勘定]

●特別勘定

DIバランス型 DIAM世界アセットバランスファンド5VA

(適格機関投資家限定) DIAMアセットマネジメント

 

●資産運用関係費用

(年率)   0.1365%(税込)

 

 

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