図でわかる現代ポートフォリオ理論

1.ポートフォリオ理論

●ポートフォリオ理論の枠組み 

   

 現代ポートフォリオ理論の大きな枠組みは、「平均・分散アプローチ」から「最適ポートフォリオの選択」までの流れと言っていいでしょう。この理論の流れは、個人が投資行動をとる実践の上でも大きな影響をもたらします。 

 ポートフォリオ理論の概略は、投資家は自分が許容できるリスク水準に対して、最も高い収益をもたらしてくれるポートフォリオを選択すべきで、それがこの投資家の最適なポートフォリオとなる、ということです。 

  「平均・分散アプローチ」では、証券のリターン(期待収益率)とリスク(分散、標準偏差)の関係を明らかにしています。特に、リスクの概念を説明するために正規分布、共分散、相関係数という統計学の概念を取り入れています。また、「最適なポートフォリオ」を選択する(期待効用を最大化する)ために、投資の対象としてどのような選択肢が存在し、どのような投資の機会があるかを把握し、その選択可能な「投資機会の集合」の中から、「投資家の選好」において最大な効用をもたらすポートフォリオはどれかを選択することになります(これら個々の概念について次項以降で説明します)。 

 さらに、この理論を進めて、達成しうる最善の分散投資を表わすポートフォリオとして、「市場ポートフォリオ」という概念が位置づけられています。投資家はリスクのない安全資産と市場ポートフォリオを組み合わせることで、市場と同一のポートフォリオを得ることができるとし、その理論的モデルとなったのが「資本資産価格モデル(CAPM)」と呼ばれるものです。

 

   

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